DVの家庭に耐えるしかないあなたへ
このブログは、家にDVの父親がいる私が、
その日ごとの出来事や思ったことを書き、
誰かに気持ちを訴えることで、少しでも楽になりたい。
あわよくば、同じ状況にある誰か、つらい思いをしている誰かに、1人じゃないと思ってもらえたら。
という気持ちから開設しました。
私の父は、私が小さい頃、毎日母に暴力を振るいました。
食器や家具は投げられ、イスや刃物などを凶器にして母を痛めつける父親を毎日見ていた私は怖くて悲しくて仕方なかったけど、自分の家が異常だということは分かっていませんでした。
しばらくして、私が中学生くらいになった時から、物理的な暴力の頻度は下がったようでした。
毎日だったのが、1週間に1回か2回程度になったという感じです。
でも精神的に追い詰められる、所謂、言葉の暴力はずっと変わりませんし、日々恐怖を抱えて生きるのは変わりません。
現在は、私はもう大人になりかけていますが、まだ何にも変わりません。
変えることができません。
毎日、恐怖に支配され、1日5時間、10時間はたまたそれ以上続く説教の中、暴言や暴力に耐えて日々を送っています。
私の状況を簡単に説明すると、こうなります。
家から逃げたくても、逃げる事が出来ないのに、世間にはそんな人に
「どうして、逃げないのか」
と言う人がいます。
逃げる事ができない事情があるからこうなっているのであって、あるいはそんな事をする気力があるような状況じゃないからこうなっているんですよね。
父親によく、
「世の中にはもっと辛い人がおるんやから、お前が偉そうに不幸面するな、気持ち悪いんじゃ」
と言われます。
こんな家庭で、楽しそうな顔して過ごせる人間がいたら会ってみたいし、元凶に言われたくない。
と思いましたが、同じような事を言う人が世の中にたくさんいますね。
他にもっと辛い人がいたら、何をしても、何をされてもいいんでしょうか。
それは違うと思います。
この状況に耐え抜く事は、何も意味のない事かもしれないけど、どうしようもできないから、耐え抜いた先に、私にもあなたにも幸せが訪れると信じています。
耐え抜くのは、つらいから、耐えられなかったら、思いっきり泣いたり、ここでも、どこでも吐き出していいと思います。
どうしようもない
つらい
と泣くのは弱くてダメな証なんかじゃない。
あなたは悪くない、あなたをつらい状況にした人間が100悪い。
そろそろ説教を耐える時間になるので、ここで失礼致します。